パテ屋の庭先から
2014年 06月 10日
春のやわらかく青々とした雑草の上に、
十字の白い花が、浮いて漂っているよう。
よく見ると細い6枚の花びらが雪の結晶のようです。
球根でふえる花ニラは、春先の木陰の草の中のあちこちに、
ゲリラ的というには悠々と、勝手に咲いて、
忍者のように、いつの間にか消えています。
今年は咲くのが遅く、どうしているのかナ、と
思っているうちに、これまでにないほど広範囲に一斉に咲き、
うれしくて写真に撮るのをすっかり忘れていました。
丁度、今日はマルシェの日。
咲き始めてから随分経つのに、まだ瑞々しく咲いている所を、
カメラに収めることができました。
”えんがわINN”と”パテ屋”の庭
毎月第4土曜日には、ここ”えんがわINN”と”パテ屋”の庭でフランス料理研究家
・上野万梨子さん主催のマルシェがひらかれます。
カフェ・えんがわINNは、この地域の NPO活動「玉川まちづくりハウス」のメンバー
であり、定例会や打ち合わせにも使われています。
いい気候そしてお天気になり、庭の一角では「玉川まちづくりハウス」創設メンバー
・林ヤスヨシさんから活動の話をきこう、と明治学院大学・服部圭郎教授
の学生さん達のゼミが開かれていました。勿論、蚊取り線香の準備は欠かせません。
木陰の花ニラ、シダ、そして草花いろいろ、、、
ひんやりとした空気の中、シダがすこし揺れて、なにかが現れそうな気配?
のっしのっしと恐竜が? 葉陰から一寸法師が?6枚の白い襟飾りをつけた妖精たちが?
と覗いていると、やっぱり現れました!!庭の主の大きなカエル。
梅雨の季節に向かって、そろそろウオーミングアップを始めたのでしょうか?
by pateya | 2014-06-10 13:11 | パテ屋の日々